説明
スケットカギョウ／原作：南田是也。脚本：丹野雄二・山内亮一・斉藤武市。監督：斉藤武市。宍戸錠主演のガンアクションシリーズ第３作。横浜の港、黒川（宍戸錠）は街の与太者風の男を相手に痛烈なパンチを浴びせていた。背中には「喧嘩買います」の文字。ボスの内田良平に用心棒として雇われて、強奪された金を追って神戸に飛んでそこでも相手の組の内輪揉めに巻込まれ、藤村有弘・近藤宏・待田京介などと対決する中でヒロイン笹森礼子を助ける「助っ人」を稼業とする風来坊と相棒（長門裕之）が悪ボスを片付ける痛快シリーズで今作の悪役は金子信雄。主演昇格した宍戸錠は当時の日活ローテーションにいきなりの加入だったことも有り、１９６１年～６２年で２０本の主演作を数えるほど量産されたが興行としては振るわなかった印象、もう一人の主演昇格した二谷英明も然りで量産体制から個性を成熟させる余裕がないほどのスケジュールによって作品数ほどにスター生命を長らえさせる時期ではなかったと考える。宍戸錠は西部劇アクションが華やかだった。１９６１年６月１９日～２４日豊橋駅前日活、併映「お父ちゃんは大学生」。１９６１年１１月３日～４日二川銀映、併映「鞍馬天狗」。１９６２年３月２８日～４月３日豊橋駅前日活、併映「紅の拳銃」。【サイズ：Ｂ２】【年代：1961年】
