説明
デンシチトリモノチョウ ギンダジュモン/原作:陣出達朗他捕物作家クラブ。脚本:安田重夫、元持栄。音楽:万城目正。監督:福田晴一。高田浩吉「伝七捕物帖」シリーズ第8作で、シリーズ最初のシネマスコープ、総天然色での作品で松竹グランドスコープとしてネーミング。甲府勤番山内日向守(石黒達也)は、禁制の麻薬を栽培して、江戸室町の薬種問屋の近江屋を通じて売らせていた。ある日近江屋に奇怪な呪文が舞込み、妻のお勢津が殺され、ついで次女のお京も何者かの手にかかって殺された。その後江戸の町に横笛を吹く幽霊が出るという噂がたった。北町奉行同心の橘三四郎(小笠原省吾)は伝七に、この事件の協力を依頼するが、、、。女房お俊が福田公子、子分の獅子鼻の竹に伴淳、同心に海江田譲二、早縄の五兵衛が山路義人のレギュラー。悪役は石黒達也で事件解決すると高田浩吉の歌が流れて「終」。良き時代の捕物帖。1957年10月23日~11月5日豊橋松竹、併映10月23日~29日「逃げられた花嫁」。10月30日~11月5日「黒い河」。1958年4月30日~5月4日豊橋千歳劇場、併映「暖流」。【サイズ:B5 時代映画裏表紙】【年代:1957年】