仁義なき戦い 代理戦争

菅原文太/小林旭、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、丹波哲郎、金子信雄、木村俊恵、池玲子、中村英子、成田三樹夫、山城新伍、名和宏、加藤武、室田日出男、山本麟一、遠藤辰雄、曽根晴美、内田朝雄、荒木雅子、堀越陽子、川谷拓三、野口貴史、

説明

ジンギナキタタカイ ダイリセンソウ/原作:飯干晃一。企画:日下部五朗。脚本:笠原和夫。音楽:津島利章。技斗:三好郁夫。監督:深作欣二「仁義なき戦い」シリーズの第3弾。ヤクザ組織の抗争の中で展開する欲望と裏切り、そして凄惨な復讐のさまを描く。時代は流れて1960年(昭和35年)広島が舞台。広島最大のヤクザ組織・村岡組のナンバー1杉原が、博奕のもつれから九州のヤクザに殺される。これを機に、村岡組の跡目を巡って熾烈な抗争が勃発。やがて、それは日本を代表する巨大暴力団同士の、広島を舞台とした代理戦争へと発展していく。本作から1972年に東映移籍した日活大スター・小林旭が村岡組の武田明役で参加。貫禄の芝居でシリーズに厚みを与えている。劇中、「ワシゃそがいな勲章も無いしの」「ワシには家賃が高過ぎますけぇ」というセリフがあるが、それがコンプレックスになっている知性派ヤクザは、それまでのヤクザ映画には現れたことのない、類型のないニュータイプのヤクザ像を演じて新鮮だった。ポスター序列は文太・小林旭で梅宮辰夫がトメ。このあと第4作「頂上作戦」が1974年正月映画で登場する。1973年9月29日~10月15日豊橋東映、併映「番格ロック」。【サイズ:B2 2種類】【年代:1973年】