説明
ニンゲンギョライ アアカイテントクベツコウゲキタイ/脚本:棚田吾郎。監督:小沢茂弘。前年1967年の「ああ同期の桜」大ヒットに続いての東映戦争映画シリーズ第二作は正月映画として登場した。1944年、旧日本海軍の「水中特攻」の象徴として「回天」を題材に乗組員となった若者「菊水隊」132名の青春群像を高倉健以外の東映オールスターで描く。鶴田浩二が回天創始者として訓練中に梅宮辰夫と共に事故死する、松方弘樹・伊丹十三などの士官が遺志を継いで特攻隊として突っ込んで戦死するまでを家族の情愛と共に描く。扱いとしては松方弘樹に重点。1968年正月番組第2弾は悲惨な戦争映画と喜劇の2本立てという組み合わせ。1968年1月3日~13日豊橋東映、併映「喜劇初詣列車」。【サイズ:B2】【年代:1968年】