下郎の首

田崎潤/嵯峨三智子、片山明彦、小沢栄太郎、岡譲司、舟橋元、三井弘次、高田稔

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説明

ゲロウノクビ/脚本・監督伊藤大輔。戦前に撮った「下郎」をリメイク。親の仇討ちをした新太郎と奴の訥平(田崎潤)が今度は仇の息子から仇討ちをされる羽目に。新太郎は実行犯は訥平だとして身柄引き渡しに応じて、文字が読めない訥平を要求に応じる手紙「この下郎を如何様にして頂いて結構」という手紙を持たせて追手に使いに出す。声をあげてその手紙を読まれた田崎は初めて知る主人の裏切りで「ご主人はそんな人ではない」と言いながら天に向かって咆哮して追手に今までの想いをぶつけるように立ち向かうが、駆けつけた嵯峨三智子と手を繋いだまま追手に壮絶な状況で斬られる。改心した主人が現場に来るが既に遅く、主人の新太郎は家来の仇もままならず世間の冷たい目にさらされる。田崎潤の代表作となる。1955年7月19日〜25日豊橋国際、併映「地獄の接吻」【サイズ:B2地方版】【年代:1955】