レッズ

ウォーレン・べーティ/ダイアン・レイン、ジャック・ニコルソン、エドワード・ハークン、ジーン・ハックマン、モーリン・スティプルトン

説明

レッズ/製作・脚本・監督・主演/ウォーレン・ベイティ。脚本:トレヴァー・グリフィス。音楽:スティーヴン・ソンドハル、デイヴ・グルーシン。ウォーレン・ベイティ監督・主演で描くロシア革命に立ち合い、歴史的ルポ『世界をゆるがした十日間』を著したジョン・リードの生涯を描く大作。第54回(1981年)アカデミー賞監督・助演女優、撮影賞3部門受賞。ペトログラードで見た革命の熱気と興奮の体験記『世界をゆるがした十日間』はセンセーショナルな話題となる。ジョンはその勢いで社会党の革新化に着手するが、対立する右派の制裁に会い、除名、さらに彼が率いる左派も分派し収拾するために、ルイズの反対を押し切って再び封鎖中のロシアに潜入。アメリカ共産労働党を公認するお墨つきをもらうのがその目的だった。革命派の党主脳はこれを拒否、ボルシェビキの指導者ジノビエフ(イェジー・コジンスキー)のロシア滞在の勧めを拒んで密かに帰国する。その帰途、反共闘争をくりひろげるフインランド当局に捕えられ、投獄される。ジョン逮捕の知らせを受けたルイズは、オニールの助けで密航者としてフィンランドに旅立ったが、到着したとき既にジョンは釈放され、再びロシアに戻ったあとだった。ルイズと連絡がとれぬまま、ジョンはコミンテルン執行委員の地位を与えられバク地方に演説旅行に出かけた。ジョンを追ってロシアに入ったルイズは、エマと再会、旧交を温め合った。数週間後、銃弾のあとも生々しい列車がモスクワ駅に着いた。そこにはジョンを迎えるルイズの姿があった。だが、長い別離の末の再会も空しく、ジョンは病に倒れ、生まれ故郷のアメリカを見ることもなく死亡する。194分。1982年4月公開、豊橋での公開実績は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1982年】