レイクサイド・マーダーケース

役所広司、薬師丸ひろ子/豊川悦司、柄本明、鶴見辰吾、黒田福美、杉田かおる

説明

レイクサイド・マーダーケース/原作:東野圭吾「レイクサイド」。脚本・監督:青山真治。脚本:深沢正樹。音楽:長嶌寛幸。ベストセラー作家・東野圭吾のミステリー小説「レイクサイド」を役所広司と薬師丸ひろ子主演で映画化したホラーサスペンス群像劇。名門中学受験のために壊れていく家族の様子を独自に脚色し、原作とは一味違った展開。湖畔の別荘に集まった3組の家族と塾の講師は、中学受験を控えた子供のために勉強合宿を行っていた。参加者の一組の並木俊介(役所広司)と美菜子(薬師丸ひろ子)は別居中だったが、受験のために、仲の良い夫婦を演じていた。そこへ俊介の愛人が現れ殺害される。驚愕する俊介に、ふたりの関係を知った自分が殺したと告白する美菜子。俊介は警察に連絡しようとするが、子供たちの将来を考えスキャンダルを恐れる親たちは猛反対。綿密な計画を練り、死体を湖に沈めることにする。そして、全ては計画通りに運んだ。翌日、俊介は英里子のバッグからある写真を見つける。そこには、親たちから裏金を受け取る津久見の姿が写っていた。英里子は津久見の不正を知って彼を脅しに来たのだ。俊介は津久見を問い質すが、確かに英里子は津久見を脅迫したが、殺害したのは彼ではなく、3人の子供たちのうちの誰かだった。 その子は、英里子の姦計によって自分たちの将来が脅かされるのを危惧し、凶行に出た。俊介に、もはや引き返す道は残されていなかった。誰が手を下したかは関係ない。他の親たち同様に子供たちの未来を守ろうと口を閉ざすことにする。事件は完璧に隠蔽。死体を沈める時に俊介がライターを一緒に落としたことを除いては。2005年1月22日公開。ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B2】【年代:2006年】