リング2

中谷美紀/真田広之、松嶋奈々子、小日向文世、沼田曜一、深田恭子

説明

リング2/原作:鈴木光司。脚本:高橋洋。音楽:川井憲次。主題歌:今井美樹「氷のように微笑んで」。監督:中田秀夫。ヒットした「リング」の続編、「リング」と同時期に公開された「らせん」が続編だったのでこの作品は、同じ配役による別の続編ということになる。前作以上の大ヒットで興収21億円はベストテン第2位。井戸の中から発見された貞子の死体が解剖された。ところが、30年前に殺された筈の彼女の遺体は、解剖の結果、死後1~2年しか経っていないことが判明。すると、貞子は30年近く井戸の中で生きていたことになる。身元確認にやってきた貞子の母・志津子の従弟・山村敬(沼田曜一)は、貞子の怨念のすさまじさに戦慄を覚える。又貞子の遺体発見者の高山竜司の死に疑念を抱いた彼の恋人・舞(中谷美紀)は、幼い息子・陽一と共に行方不明になっている竜司の前妻浅川玲子(松嶋奈々子)を探す為、玲子の後輩テレビ局員・岡崎に接触。彼は、舞を連れて玲子の姪である智子が死んだ晩、彼女と一緒にいた倉橋雅美という女子高生を精神病院に訪ねる。雅美の心の中に貞子の怨念がいることを知った舞は、貞子の怨念から逃れることは出来ないことを悟る。その後、玲子と再会を果たした舞は、息子の陽一も雅美と同じ症状に悩まされていることを知って愕然となる。舞は、事故死の玲子の代わりに陽一を連れて、貞子の生家で山村敬が経営する伊豆大島の旅館へ赴く。そこで、後から来た川尻医師と共に、自ら霊媒となって陽一の心の中に巣くう貞子の怨念を水に溶解させ、陽一を貞子の恐怖から解放しようとする舞。貞子の怨念は思った以上に強く、山村と川尻はプールで溺死。あの世と繋がってしまったプールの中に吸い込まれた陽一を助けようとして、舞も水の中に落ちてふたりは貞子が殺された井戸の中にいた。陽一を担ぎ、井戸から必死の脱出を試みる舞。そんな彼女を貞子の霊が追うが、竜司の霊の助けを借りて井戸の中から生還を果たす。しかしもう一人の犠牲者女子高生深田恭子に怨念が宿っていた。ラストの深田の表情が怖い。1999年1月23日公開、豊川コロナワールド。【サイズ:B2】【年代:1999年】