説明
マルコ・ポーロダイボウケン／脚本：ジャンポール・ラブノー。音楽：ジョルジュ・ガルヴァランツ。主題歌：ジェリー・ヴェイル。監督：ドニス・デ・バテリエール。ホルスト・ブーツホルツの数少ない主演作。『東方見聞録』で知られるイタリアの旅行家マルコ・ポーロの波乱にとんだ大冒険を描いた、スペクタクル作品。マルコ・ポーロはローマ法皇から元の皇帝フビライ（英語ではクビライ）に宛てた返書を届けるべく、１２７１年ベニスを旅立つ。ペルシアから中国に至るまでの様々な民族を、エスニックな俳優たちを配することによって効果を出そうとしているが、全体的には中途半端な印象だ。冒険アクションとして楽しめるが、東洋に対する勘違いを笑うこともできるだろう。ヨーロッパ作品としては、スケールの大きな娯楽色の強い作品だが興行的に振るわず。１９６６年１０月公開だが豊橋市では１９６６年～１９６８年未公開。【サイズ：B2ポスター】【年代：1966年】
