ブラザーフット

チャン・ドンゴン/ウォン・ピン、イ・ウンジュ、チェ・ミンスク、コン・ヒョンジュン、キム・スロ

説明

ブラザーフット/音楽:イ・ドンジュン。脚本・監督:カン・ジェギュ。朝鮮戦争によって歴史の波に翻弄される兄弟の悲痛な運命を、壮大なスケールで描いた感動の戦争超大作。監督は「シュリ」のカン・ジェギュ。主演は「友へ チング」のチャン・ドンゴンと「ガン&トークス」のウォンビン。本国韓国では、歴代の興行記録を塗り替える大ヒットとなり日本でも興収15億円のヒット。1950年の韓国ソウル。兄ジンテは一家の家計を支え、恋人ヨンシンとの結婚と、弟の大学進学のためにと苦しいながらも充実した日々を送っていた。一方甘えん坊の弟ジンソクも頼もしく優しい兄に守られて、何不自由ない生活を送っていた。しかし6月25日、事態は一変。朝鮮戦争が勃発。混乱の中、ジンソクが軍人に強制的に徴兵されてしまったことから、ジンテも慌てて後を追う。ジンテは、自らが身代わりとなって危険な任務につくことで、弟を戦地から遠ざけようと考える。戦友に助けられて監禁場所を脱出していたジンソクは、入院先野戦病院で、兄ジンテが朝鮮人民軍の旗部隊の隊長となって活躍している事実を知らされる。熱烈な反共主義者の戦友ですら、目の前で婚約者を殺害された上に、弟も殺されたと思い込んでいれば国を恨んで当然、とジンテに同情するのだが、ジンソクはジンテとは縁を切ったと言い放つ。しかしジンテの手紙を読んだジンソクは、戦争の中でも、兄はやはり優しい男のままだったことを知る。除隊を目前にしながらも、ジンテの目を覚まさせるために病院を抜け出して最前線トゥミルリョン高地へ向かい、人民軍に投降するジンソク。激戦のさなかに旗部隊が現れ、兄弟は遂に再会を果たすが韓国軍が退却。脚に傷を負ったジンソクを退却させる時間を稼ぐため、ジンテは機関銃を人民軍に向ける。彼の手には、ジンソクの万年筆が握られていた。原題は「太極旗翻して」。韓国の朝鮮戦争映画は深い。2004年6月26日公開、AMCホリデイスクエア18豊橋。【サイズ:B2ポスター】【年代:2004年】