フレンチ・コネクション2

ジーン・ハックマン/フェルナンド・レイ、ベルナール・フレックン、ジャンピエール・カスタルディ

説明

フレンチ・コネクション2/脚本:ロバート・デイロン、ローリー・デイロン、アレクサンダー・コブス。音楽:ドン・エリス。監督:ジョン・フランケン・ハイマー。ジーン・ハックマン主演の「ポパイ」刑事シリーズ第2作。監督がジョン・フランケン・ハイマーに交替したがキレの良いアクション演出を見せる。麻薬組織壊滅に執念を燃やす、“ポパイ”ことドイル刑事の活躍を描く。麻薬ルートを追ってフランスへ渡るドイル刑事。だが、組織に捕らえられ、彼は麻薬漬けにされてしまう。必死の努力で麻薬を体内から一掃したドイルは、再び組織へ挑む。クライマックス、警察がアジトに乗り込んでの銃撃戦から路地から路面電車での追跡へ 敵を追って延々と走り続けるポパイの姿は、下手なカー・チェイスなど足元にも及ばない緊張感と躍動感を感じさせる。ゲリラ的に撮影された様子が画面から察しられる。当時ジョン・フランケンハイマーがフランスに居住しており、主演のハックマンから「フレンチ・コネクション」の続編を演出して欲しい依頼を受けての登板との事。フランスでヘロイン中毒のどん底を見るポパイには、フランスでキャリアのどん底を見たフランケンハイマー自身が重ねられているのだろう。「フレンチ・コネクション2」でアクション映画監督フランケンハイマーは復活し、ハリウッドに帰って「ブラック・サンデー」を監督する。1975年11月15日~11月28日広小路スカラ座、併映「バルス―ズ」。【サイズ:B2】【年代:1975年】