フェイク

アル・パチーノ、ジョニー・デップ/マイケル・マドセン、ブルーノ・カービー、アン・へッシュ、ジェームズ・ルッソ

説明

フェイク/原作:ジョセフ・D・ピストーネ。脚本:ポール・アタナシオ。音楽:パトリック・ドイル。監督:マイク・ニューウェル。アル・パチーノとジョニー・デップ共演したFBIの潜入捜査官とマフィアの男、生きる世界の違う2人の男の友情と葛藤を描いた実話に基づく感動の物語。数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。現在もマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられ、隠遁生活を送る伝説的潜入捜査官ジョー役を、ジョニー・デップが熱演。また骨太なドラマに磨きをかける、アル・パチーノの好演も見もの。単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティ(アル・パチーノ)という男に出会った。彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛ける。2組のマフィア間の抗争は次第に激化し、ドニーの身の危険を感じたFBIは、マフィアからの撤退を勧告。捜査を抜けることはレフティに死をもたらすことを意味する。愛してくれるレフティを見殺しにすることは、ドニーにはできなかった。抗争に巻き込まれた彼が、今まさに引き金を引こうとした瞬間、FBIが突入。6年に及ぶドニーとレフティの生活にピリオドが打たれた。死を覚悟したレフティは、ドニーの妻に「彼に伝えてくれ。お前だから許せる」と告げ、夜の闇に消えた。ジョー・ピストーネはドニー・ブラスコとしての潜入捜査の功績をFBIから表彰されていたが、ついに彼とレフティの人生は交わることはなかった。1997年11月15日公開、広小路スカラ座。【サイズ:B2】【年代:1997年】