説明
ドクター・コネリー キッドブラザーサクセン/原作・脚本:パオロ・レヴィ。脚本:フランク・ウォーカー。音楽:エンニオ・モリコーネ。監督:アルベルト・デマルチーノ。世界的な大ヒットの007シリーズから派生したスパイ映画ブームの中で、初代ジェームズ・ボンドの実弟であるニール・コネリーを担ぎ出して製作したイタリア得意のパクリ・スパイアクション映画。わざわざそんな人物を担ぎ出してくるその努力が立派。そしてヒロインは「007/ロシアより愛をこめて」のダニエラ・ビアンキ、悪役には「007/サンダーボール作戦」のアドルフォ・チェリ、「007/ドクター・ノオ」からはアンソニー・ドーソン、それに“マネーペニー”役のロイス・マクスウェルも登場と、“007”関係者で固めたキャストが凄い。国際的陰謀に巻き込まれた整形外科医を描いたストーリーは二の次で顔ぶれとシャレを楽しむ映画。主役のニール・コネリーは演技経験無しの素人で実際にお医者さんとか。1968年10月16日~25日松竹ロキシー、併映チャールトン・ヘストン「遥かなる戦場」。【サイズ:B2】【年代:1968年】