説明
テキサスノゴニンノナカマ/製作・監督:フィルダー・クック。脚本:シドニー・キャロル。音楽:デビッド・ラスキン。ヘンリー・フォンダ主演。19世紀末、テキサスのある町の富豪5人が1年に1度行う大金を賭けたポーカーの行方を描くコメディ西部劇。 1962年に放映されたテレビドラマ『ビッグ・ディール・イン・ラレド』を映画化した作品。シドニー・キャロルの脚本に基づいてフィールダー・クックが製作・監督。チャールズ・ビックフォードは本作が最後に出演した映画となった。冒頭の荒野を疾走する馬車が霊柩馬車だったという騙しから始まって、テキサスのポーカー場面でのジェイソン・ロバーズやチャールズ・ビッグフォードなどベテラン俳優たちの熱演もあって見せる。旅の途中でポーカーに加入するのがヘンリー・フォンダ一家、フオンダが有金全て4千ドルを負けてしまい、持病の心臓発作が起きて倒れる。替わってポーカーに参加するのがフォンダ夫人のジョアン・ウッドワード。これが素人で参加費500ドルを銀行に借金申し込んでもNOだったが銀行家ポール・フォードに助けられて勝負が始まり、ウッドワードが総勝ちになる。このことでポーカー参加者が各々の妻の存在を意識して家庭を見直す結果となる。ポーカーゲームの結果がもたらした影響は、西部男たちを大いに刺激したドンデン返しで観客を騙すニクイ映画となる。リアルタイムで観賞した1967年は高校1年でポーカーなるゲームを知った記憶。95分。1967年3月11日~4月7日豊橋名画座、併映 戦争映画大作「バルジ大作戦」。【サイズ:A4パンフレット】【年代:1967年】