チャイナ・シンドローム

マイケル・ダグラス/ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、スコット・ブラディ

説明

チャイナ・シンドローム/脚本:マイク・ブレイ、T・S・クック。脚本・監督:ジェームズ・ブリッジス。製作・主演:マイケル・ダグラス。原発を取材中のTVキャスター(ジェーン・フオンダ)とそのクルーは偶然、事故の現場に立ち会うが、上からの圧力によってそのニュースはNGとなる。そして調査の後、運転を再開した発電所ではひとりの技師が原発の欠陥を発見していた。その事を知ったTVキャスターは彼の協力を得て、この事件を世間に公表しようとする。チャイナ・シンドロームというのは、原子炉の核が露出した時、溶融物が地中にのめりこんでいき、地球の裏側の中国にまで達するという最悪の事故のこと。原発技師ジャック・レモンは、発電所内の各所にあるパイプ結合部のX線写真を調べているうちに、重大なミスを発見。納入業者が製品チェックの手ぬきのために、同じ写真を何枚も焼き増ししたものなのだ。事故の原因追求に悩みぬいた末、ジャックはX線写真をジェーン・フオンダに渡し、世論に真相を訴える決意をする。しかし何者とも知れぬ者たちが動き出し、まずX線写真をとりに行ったテレビ局のヘクターが車ごと崖下に突き落とされ、ジャックも彼らの追跡をうけ、命をねらわれる。原発に籠城して秘密をテレビ局に売ろうとしたがジャックは射殺され、すべて酔っぱらいのたわごととしてかたづけられることになつた。しかし、ジェーンは、追求を続け発電所内の人間の証言をとり、ニュースで事実を発表する。第52回アカデミー賞主演男優・主演女優賞・美術・脚本賞ノミネートされたが無冠。1979年9月22日~10月12日広小路スカラ座、併映「超高層プロフェッショナル」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1979年】