ターザンの猛襲

ジョニー・ワイズミュラー/モーリン・オサリバン、ジョン・シェフィールド、イアン・ハンター

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説明

ターザンノモウシュウ/原作:エドガー・ライス・バローズ。脚本:シリル・ヒューム。監督:リチャード・ソープ。数あるターザン俳優でも抜群の人気を得た元オリンピック金メダリストであるジョニー・ワイズミュラーのターザン映画。ワイズミュラー主演のターザン作品は戦前・戦後MGM~RKOを通じて12本製作される。この映画はMGM4作目の1939年作品。戦後1974年にリバイバル公開されたが豊橋市では未公開。英国の貴族ランシング夫妻と、2人の間に生まれた赤坊を乗せた飛行機がアフリカのジャングルに墜落し、奇跡的に赤坊だけが助かったのを、ターザンと妻のジェーンが寵愛している猿のチータが助けて樹上にあるターザンの住みかへ連れて来た。ジェーンの喜びに引かえ始めは驚いたターザンも、次第にジェーンを妻と呼び赤ん坊をボーイと呼ぶようになった。数年が過ぎ、6才になったターザン2世は父を恥しめぬ立派な身体を持ち、ターザンの従者である獣たちにも敬愛された。ある時英国の貴族トーマス・ランシングと彼の血を引くルチャード夫妻が原住民一行を連れて付近へ来るが、キボニ族に襲われて危機に面したところをターザンに助けられた。彼らは5年前に飛行機で行方不明になったヘンリーを捜索するために来た。ジェーンは子供を自分たちの実子だと紹介して彼らを墜落現場へ案内した。リチャード夫妻はヘンリーが世継ぎを残さず死んだのを喜んだ。莫大な遺産がそのため彼の物となるからである。しかしトーマスはジェーンの子供に疑いを抱いて、彼女を説伏せた。リチャードは始めそれに反対だったが、子供をロンドンへ連れていき、自分が保護者になる考えで賛成した。けれどもターザンが頑強に反対したので、リチャード夫妻は彼を谷底へ突き落として出発した。夫妻の悪辣なつ奸計を知ったトーマスは、ジェーンに子供を連れてターザンの許へ帰れと勧める。これを知ったリチャードはトーマスを殺し、ジャングルを進む途中ザンベリズ族に襲われる。ジェーンはようやく子供だけを逃がすことに成功。ボーイは樹間を翔びつつターザンの許へ駆けつけ、ターザンは象の大群を率いて到着したが、すでにリチャードは殺されていた。彼の妻を帰国させたターザン夫妻は、再び子供を抱いて樹上の楽しい我が家へ帰る。1939年。【サイズ:B2】【年代:1939年】