説明
ターザンノダイギャクシュウ/脚本:ステファン・ロード。音楽:ウイリアム・ルーズ。監督:ロバート・ゴードン。「ターザンと黄金の谷」に続く14代ターザン、マイク・ヘンリ主演のターザン第2作で1960年代の最後の作品。時代はマカロニ・ウエスタン全盛で「ターザンの大逆襲」は豊橋の銀幕には登場しなかった。女性ジャーナリストのメイナ(アリツィア・ガー)と助手のカメラマン、ケン(ロナルド・ガンス)は、7年前に行方不明になったジャングル・ボーイ(スティーヴ・ボンド)の捜索を、ターザン(マイク・ヘンリー)に依頼しにきた。協力を約束したターザンは、凶暴なサグンダ族の老酋長オタラを訪ねることにし、彼の2人の息子ナガンビ(ラファー・ジョンソン)とブハル(エド・ジョンスン)が、酋長の座を争う式に招かれた。酋長になる権利はブハルに与えられるが、ターザンはナガンビの恨みをかう。その後、老酋長は死に、新酋長ブハルは、少年を無事渡すことを誓ったが、白人はサグンダ国へは一歩も入ることを許さなかった。ターザンはブハルの言葉を無視し、少年を探しに出かけたが、勝ち気なメイナは、チータを連れて後を追った。その頃、ブハルはナガンビにいためつけられ、ライオンの餌食にされそうになったが、ジャングル・ボーイと豹のテナに救われた。彼らは隠れ家を求め、シヤシの集落にやってきたが、そこへサグンダ戦士の一団が襲ってきた。シヤシの酋長は殺されてしまった。やっとの思いで逃れたボーイとブハルは、ボーイの秘密の家に辿りついた。ターザンはこのボーイの後をつけ、サグンダの戦士に包囲されているところを救う。メイナはサグンダの集落にとらわれていた。ターザンはメイナを助け出すことに成功したが、ナガンビに発見されメイナをかばいながら、ターザンは狂暴なサグンダの兵士を相手に闘った。今や危うしというところへ、ブハルがかけつけた。ナガンビとブハルは、再度酋長の座をかけて闘った。そして、ブハルはまたもナガンビを倒す。こうして、ボーイは血なまぐさいジャングルを後に、ターザンに見送られながらメイナたちとともに、故国へ帰る。1968年公開だが豊橋では1968年~1969年未公開。【サイズ:B2】【年代:1968年】