説明
ソロモントシバノジョオウ/脚本:アンソニー・ヴェイラー、ポール・ダッドリー。音楽:マリオ・ナシンベーネ。監督:キング・ヴィダー。旧約聖書のソロモン王のエピソードに材を採った歴史スペクタクル。シバとソロモンのメロドラマを中心に聖書物語の数々のエピソードを交えて描く。元々はタイロン・パワー主演で製作されたが撮影中に急死したためユル・ブリンナーが代役となって出演シーン全てを撮り直し。イスラエルの王ダビデには二人の息子がいたが、神託によって王位を継いだのは次子ソロモンだった。エジプト軍のシバの女王は、ソロモンの宗旨を変えさせようと、自らすすんで彼に近づく。だが、計略のために誘惑したシバの女王は、いつしかソロモンを真に愛し始めていた。ラストはエジプト軍総攻撃に対してソロモン軍が一列に並んで盾に太陽光を反射させて目くらまし作戦で断崖から落として全滅させる場面が圧巻。ソロモンは大量の戦利品と共に凱旋し、民衆を説いて女王マグダを救う。襲いかかる兄を、弟は初めて父への誓いを破って倒す。シバにエホバの神殿を建てるため帰国する。かつらを付けたユル・ブリンナーと女王にはイタリア女優ジーナ・ロロブリジーダ。1960年11月8日~16日豊橋大劇、併映「アメリカの弾痕」。1963年9月1日~7日松竹ロキシー、併映「攻撃」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1960年】