説明
セント・ヒヤシンスモノガタリ/製作・脚本・監督:クロード・ガニオン。音楽:ジューン・ウォラック。カナダ・ケベック州セント・ヒヤシンスの街を舞台に、若い男女3人の微妙に交錯する感情を淡々と描いた叙情性豊かな作品。平凡な青年ラローズは、祖母から譲り受けた家の修理を思いつく。旧友ピエローとその恋人ルシーがそれに加わり奇妙な共同生活が始まった。事件らしい事件も無くて淡々と描かれる。メキシコでルシーが探し出したマリア・テレーザ(M・ボーリュー)はすでに人妻になっていたが、彼女からの手紙でラローズは何かがふっ切れたように明るくなった。ピエローの提案でセント・ヒヤシンスでメキシコ料理の店を始め、冬を迎える頃には店を軌道に乗せた三人の充ち足りた顔があった。カナダから愛を込めた映画。1982年9月10日公開、松竹ロキシー。【サイズ:B2ポスター】【年代:1982年】