スワロウテイル

三上博史/桃井かおり、江口洋介、山口智子、田口トモロフ、CHARA、渡部篤郎、伊藤歩、大塚寧々、洞口依子

説明

スワロウテイル/脚本・監督:岩井俊二。音楽:小林武史。三上博史主演。過去とも未来ともつかない「円」が世界で一番強かったころを背景に、夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)”と呼ばれる架空の街を舞台とした無国籍感覚のミステリー作品。円盗(イェンタウン)と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。監督・脚本は「FRIED DRAGON FISH」の岩井俊二。少女は、胸にアゲハ蝶のタトゥーを入れた娼婦のグリコに引き取られた。グリコは歌手を夢見て“円都”にやって来た“円盗”で、2人の兄と生き別れになってからは娼婦を生業として生きてきた。グリコからアゲハという名前を貰った少女は、同じ“円盗”のフェイホンやランたちが経営するなんでも屋“青空”で働き始める。ある夜、グリコの客の須藤に襲われたアゲハは隣室の元ボクサー・アーロウに助けられ、運悪く死んでしまった須藤の腹の中から、『マイ・ウェイ』が録音されたカセットテープを発見した。中国マフィアのリーダー・リャンキ(江口洋介)は行方不明の須藤が持ち逃げした偽造一万円札のデータが入ったカセットテープを探していた。腕利きの殺し屋でもあるランは仲間のシェンメイからリャンキの情報をつかむと、テープの正体をつきとめた。大金をつかんだフェイホン(三上博史)たちは、グリコの夢を叶えてやろうとライヴハウス“イェンタウンクラブ”をオープン。グリコの歌は評判を呼び、たちまち彼女は大スター。ある日、アゲハは仲間のホァンたちと試した覚醒剤で意識不明になり、偶然通りかかったリャンキに助けられる。阿片街の医院で一命をとりとめたアゲハは、リャンキがグリコの生き別れの兄であることを知った。フェイホンとグリコの関係を引き裂こうとしたマネージャーの星野(洞口依子)は、フェイホンの密入国を入国管理局に密告。街に戻ってこれたフェイホンはグリコのために身を引いて、手切れ金を受け取る。これにバンドのメンバーは激怒し、イェンタウンクラブは閉鎖に追い込まれてしまう。阿片街の医院でアゲハ蝶のタトゥーを入れたアゲハは再び偽札を使って、店の権利とバラバラになった仲間の気持ちを取り戻そうとする。一方、グリコの娼婦仲間・レイコから須藤が死んだいきさつをつかんだリャンキの手下・マオフウは、執拗にグリコを追いつめていた。連絡を受けたフェイホンは彼女の救出に向かうが、その途中で偽札作りの犯人と間違われ逮捕される。青空に逃げ込んだグリコはマオフウらによって絶対絶命のピンチを迎えるが、ラン(渡辺篤郎)がマオフウたちを一撃で全滅させた。149分。1996年9月14日公開、豊橋での公開館は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1996年】