ジャングル・ブック1942

ザブ―/ジョセフ・キャレイア、フランク・パグリア、ローズマリー・デキャンプ、パトリシア・オルーク

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説明

ジャングル・ブック1942/原作:ラドヤード・キップリング「狼少年」。脚本:ローレンス・スト―リングス。音楽:ロージャ・ミクロージュ。インド・カニワラの町で講釈師バルディオ(ジョゼフ・キャレイア)の語ったジャングルの物語。猟師ラオは村を襲った猛虎シェア・カンに喰殺され、彼の赤ん坊はその騒ぎでジャングルの中へ迷い込んだ。狼の洞窟の中で眠った彼は、やがて父狼アケラと母狼ラシュカに育てられることになり、ジャングルの動物達に助け励まされてモウグリと呼ばれる逞しい少年(サブウ)に成長して行った。十幾年かたち、彼はシェア・カンに追われて偶然集落に近づく。バルディオらは彼を魔性の野人と信じるが、母のメッシュア(ローズマリー・デ・キャンプ)は本能的に自分の子と悟り、引取って育てることにした。人間の生活になれたモウグリはバルディオの娘マハアラ(パトリシア・オルウク)と親しくなり、彼女をジャングルの宝庫に案内した。バルディオは宝庫の在処を教えろと強要したがモウグリは承知しなかった。彼はシェア・カンを倒したので、バルディオは大変おそれ、モウグリを殺そうと図る。母の命乞いで彼は助かったが、バルディオはわざと彼をジャングルに逃がしてそのあとを追い、宝庫の在処を発見。ところが持帰る途中の仲間割れでバルディオは一物も取らずに逃げ帰り、怨みが昂じてジャングルに火を放った。大火災はついに集落へ移り、メシュアも焼け殺されかかったが、象に乗って駆けつけたモウグリに救われた。彼は母やマハアラの止めるのも振りきって再びジャングルに房っていく。後年1967年アニメや2015年実写でリメイクされる。1942年総天然色の猛獣冒険映画として製作されて豊橋市では戦後1950年1月~1951年11月に第一劇場で公開された。(公開月不明)、1955年5月17日~23日豊橋大劇、併映「欲望の谷」。【サイズ:B5 第一劇場パンフ表紙】【年代:1950年】