説明
サブウェイ・パニック/原作:ジョン・ゴーディ。脚本:ピーター・ストーン。音楽:デヴィッド・シャイア。監督:ジョセフ・サージェント。ニューヨークの地下鉄が4人の男にハイジャックされ犯人グループは、乗客と引き換えに現金100万ドルを要求、タイムリミット1時間の中で地下鉄公安部、警察そして市当局はどう対処するのかを ジョン・ゴーディ原作の同名ベストセラーをピーター・ストーンが脚色、ジョセフ・サージェントが犯人との手に汗握る駆け引きをサスペンスフルに描いた。アクションに派手さもないが、ストーリーの巧みさや、構成と会話の面白さ、群像劇、人間ドラマとしての面白さ、サスペンスとユーモアのバランス、そしてラストのくしゃみと、これを見せる為の主人公の警察ウォルター・マッソーの配役だったのか?とすら思える、あのドア越しの顔が効果的。どんでん返しとはまた違った見事なラスト。犯人フループリーダーのロバート・ショウの最後が壮絶。2009年にデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演でリメイク。アクションの派手さと編集の速さはリメイク版が圧倒していますが、本来のお話の面白さやドラマの人間描写、群像劇の楽しさをご覧になるならこちらの方をお薦め。1975年4月26日~5月30日松竹ロキシー、併映~5月9日「大本命」、5月10日~21日「ザ・ファミリー」。22日~30日「黄金のプロジェクター」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1975年】