ゴールデンシール

トークィル・キャンベル/スティーブ・レイルズバック、ペネロープ・シルフォード、セス・スカイ、リチャード・ナリタ

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説明

ゴールデンシール/脚本:ジョン・グローブス。音楽:ジョン・バリー。監督:フランク・ズーニガ。アリューシャン列島ウナック島、両親と3人で住むエリック(トークィル・キャンベル)は9歳。やさしい父ジム(スティーヴ・レイルズバック)と母(ペネロープ・ミルフォード)とで平和に暮らす。ある日彼は、父やアレウト族の古老、セミヨン(セス・サカイ)、その息子、アレクセイ(リチャード・ナリタ)らと共に船でダッヂの町に買い出しの途中、きらめく波間に金色に光る生物を見た。盲目のセミヨンだけは、エリックの言葉を信じ、この土地に伝わる伝説を語る。昔、祖先がこの地に渡って来た頃、黄金のアザラシたちが彼らを守り、大地を愛することの意味を教えた。しかし、アザラシは、人間がその毛皮を狙い始めたので北極の氷の下に姿を隠した、というもの。黄金のアザラシは、海峡に突風の吹く晩に戻ってくる…。嵐の夕方、エリックは稲光の中で再び金色の生きものを見、それを追う内に父親とはぐれる。避難壕に逃げ込んだエリックは遇然にも目の前に黄金のアザラシを発見しアザラシの出産にまで立ち合うことになる。嵐が去った翌朝、彼らは海の中でたわむれ合い仲よしになる。エリックは新しい友だちをガールと呼んだ。彼は、父に黄金のアザラシを飼う許可を得たが父はガールを見ると銃口を向けた。実はエリックの父ジムは、7年前にこのあたりで黄金のアザラシを見ており、その時から、高額の懸賞金とは関係なしに狩ることに執着していた。彼らの家に迷い込んだ流れ者のクロフォードもまた、伝説を耳にし一攫千金を狙っている男。アレクセイも、狩ると息まく。セミヨンだけが「愛の使いを殺してはならない」。ガールを追い込んだクロフォードの前に、エリックが身を投げて立ちふさがり「撃たないで!」。哀願する少年の目の前に自分の息子のため父親は銃を捨てる。1984年7月17日公開松竹シネマ、併映「スーパーガール」。【サイズ:B2&松竹シネマチケット】【年代:1984年】