ゴーストタウンの決闘

ロバート・テーラー、リチャード・ウイドマーク/パトリシア・オーウェンズ、ロバート・ミドルトン、ヘンリー・シルヴァ、デフオレスト・ケリー

説明

ゴーストタウンノケットウ/原作:マーヴィン・H・アルバート。脚本:ウィリアム・パワーズ。音楽:フレッド・スタイナー。監督:ジョン・スタージェス。ロバート・テーラーとリチャード・ウィドマーク共演の西部劇。ジョン・スタージェス監督が演出した「OK牧場の決闘」「ガンヒルの決闘」と並ぶ決闘3部作の1本。かつて悪事を働いていた時に盗んだ大金を秘かに隠している元悪党の保安官(ロバート・テーラー)が、当時の仲間(リチャード・ウィドマーク)からその秘密を追及され、窮地に立たされるさまとその顛末を描いた西部劇。ニューメキシコの保安官を務めるジェイク。悪党だった彼も今では町の治安を保ち、婚約者ペギーと幸せに暮らしていた。だが、ある夜、ジェイクは隣町の牢獄に侵入し、昔助けてもらった恩を返そうとかつての強盗仲間クリントを脱獄させる。翌日ジェイクとペギーはクリント一味に連れ出されてしまう。ジェイクが銀行強盗で得た大金を持ち逃げしていた過去を指摘され、その隠し場所を教えるよう詰め寄られる。目的地に到達するも、コマンチ族の襲撃で一味は次々と命を落とし、ジェイクはクリントと一対一の対決に挑む。ここの目的地に着いてからの展開がすこぶる見せ場として面白い。岩山からコマンチが覗いたり、廃墟での籠城戦やラストの決斗までたっぷり見せる。ウイドマークの悪役ぶりが上手くて80分の時間にてんこ盛り。1958年9月23日~30日豊橋大劇、併映「潜航雷撃隊」。【サイズ:B5キネマ旬報広告】【年代:1958年】