グレイス・トーク ターザンの伝説

クリストファー・ランバート/アンディ・マクダウエル、ラルフ・リチャードソン、ィアン・ホルム

説明

グレイス・トーク ターザンノデンセツ/原作:エドガー・ライス・バローズ「類人猿ターザン」。脚本:ロバート・ダウン、マイケル・サーズティン。音楽:ジョン・スコット。監督:ヒュー・ハドソン。英国の作家エドガー・ライス・バローズの原作を忠実に描いたターザン映画で、アクション抜きのアフリカに置き去りになったターザンの成長を描く。1885年、スコットランドからクレイトン卿夫妻を乗せた船はアフリカ沖で難破、夫妻は岸に漂着。それから数ヵ月後、健康な男子が生まれるが、妻のアリス(シェリル・キャンべル)は、息を引きとる。クレイトン卿(ポール・ジョフリー)も類人猿の首領シルヴァービアードに襲われ死亡。自分の赤子をなくしたばかりだった雌猿カラは、無心に横たわっている人間の幼な児を自分たちの巣に連れ帰って育てた。クレイトン卿夫妻の遺児は想像を絶する運命を生きる。数年後、少年はさまざまな能力と理知と雄々しさで類人猿社会の慈悲深い王者となる。青年に成長していく頃、大英博物館から派遣された探倹隊がやってきたが一行はピグミー族に襲撃され、隊員フィリップ・ダルノー(イアン・ホルム)だけが生き残り、傷ついたダルノーはジャングルの王者に救われた。青年がクレイトン卿の息子でありグレイストーク伯爵の孫であることを知ったダルノーは、そのジョン・チャールズ・クレイトン(クリストファー・ランバート)を連れてスコットランドに向った。グレイストーク家の人間であることを直感した伯爵(ラルフ・リチャードソン)は有頂天になり、伯爵が後見人となっている美しい姪ジェーン(アンディ・マクドウェル)も新しく出現した従兄に心を惹かれる。ジェーンに求婚していたエスカー卿(ジェームズ・フォックス)はジョンのお陰で失恋。クリスマスのパーティの夜、グレイストーク伯爵が死去。唯一の親族を失ったジョンの悲しみは深く、彼はジェーンの愛を求め婚約した。大英博物館の動物標本室が公開されるめでたい日、招かれたジョンは剥製にされるのを待って檻に入れられていた“父”シルヴァービアードと再会。ジョンは彼を連れて逃げるが、追いかけてきた文明人たちの一隊は“父”を射殺。「俺の半分は確かにグレイストーク伯だ。しかし半分は野性なのだ」。ジェーンとダルノーは西アフリカのジャングルに消えていくジョンの後姿を静かに見送る。副題に「類人猿の王者」が付く。1984年9月15日公開松竹ロキシー。【サイズ:B2&ロキシーチケット】【年代:1984年】