ギャング対Gメン 集団金庫破り

鶴田浩二/丹波哲郎、杉浦直樹、佐久間良子、梅宮辰夫、江原真二郎、田中春男、曽根晴美、加藤嘉、沢彰謙、八名信夫、筑紫あけみ

説明

ギャングタイGメン シュウダンキンコヤブリ/脚本:村尾昭・石井輝男。監督:石井輝男。音楽:八木正生。1962年に製作された深作欣二監督作品の続編的な物語を石井輝男監督が描く。囚人護送車が襲われ警官を射殺して金庫破りの名人「南京虫のジョージ」が脱走。菊川志郎(鶴田浩二)も金庫破りの名人で尾形刑事(加藤嘉)の訪問をうける。殺された警官は親友と知って菊川は金庫破り前科四犯矢島になりすまし私設Gメンとなって親友の仇をとろうと、矢島がハイたネタを頼りにホテル大東に潜入。そこには、ジョージをはじめ松井、野見山(曽根晴美)橋場玲(筑紫あけみ)など名うての金庫破りが集っていた。一人当り五千万円のわけまえで、菅沼(杉浦直樹)に雇われた。菊川は昔の子分でスリの三郎(小川守)を使い尾形と連絡をとる。矢島に殺された男の息子で岩下(梅宮辰夫)という男が恨みを晴らそうとうろつく。元刑事で今は無頼漢の手塚(丹波哲郎)も仲間に入る。スナック・カサブランカの地下室から、向いの平和経済会の地下に向って穴掘りをはじめた。この連絡をうけた三郎は、石川(八名信夫)に捕まる。拷問にかけられた三郎に、岩下が仲間だと名乗り出た。計画は成功して二十億の現金をつかんだ一同は、ほっとする間もなく大岡(沢彰謙)の襲撃をうけた。野見山、マリ子、ジョージが倒れた。この追撃戦で、大岡と手塚が死んだ。本拠地へ金を運びこんだ菅沼と石川はボスに射殺された。ボスは平和経済会の島上理事だった。菊川と島上の一騎打に島上は倒れた。この時、尾形と岩下が現われ岩下は菊川を護衛する秘密捜査官だった。1963年2月24日~3月2日豊橋第一東映、併映 近衛十四郎「柳生武芸帖片目の十兵衛」。1963年5月8日~14日銀座東映、併映「忍者秘帖梟の城」。1963年9月22日~25日南東映、併映「唄祭り赤城山」。1967年2月14日~23日豊橋東映、併映「恐喝」リバイバル【サイズ:B2】【年代:1963年】