キートンの探偵学入門

バスター・キートン/キャスリーン・マクガイア、ジョー・キートン、アーウイン・コネリー、ワード・リレーン

説明

キートンノタンテイガクニュウモン/製作・監督・編集・主演:バスター・キートン。脚本:グライド・ブラックマン、ジャン・ハヴェズ、ジョー・ミッチェル。バスター・キートン主演の無声映画喜劇。戦前初公開の時には「忍術キートン」という邦題、1973年6月16日、フランス映画社が「ハロー!キートン」という特集上映をした際にこの邦題に改められた。映写技師のキートンは上映中に居眠りを始め、その分身が憧れの銀幕の中に入っていく。そこでは丁度、乱闘騒ぎの最中で、殴られた彼は客席に飛び出し、再び入り込むと、場面は変わっていて…。そんな映画という時空間の異様さを身体で知っていたサイレント期のコメディアンであればこそのギャグが横溢する夢幻劇。醒めた彼には想いを募らす娘がいるがプロポーズをする勇気がなく、銀幕上のそんなシーン通りに求婚するとうまくいきかける。ところが映写室から観る映画にはその先もあって、三つ子が産まれ、それをあやす男は、奥さんが脇で編み物をする一見平和そうな生活にうんざりした表情を見せてEND。戦前公開は1924年松竹系、豊橋市では「ハロー!キートン」上映は1974年2月9日~15日松竹ロキシーにて「セブンチャンス」「海底王キートン」「キートンの蒸気船」の3本立てを公開、「探偵学入門」は未公開。【サイズ:B2】【年代:1973年】