カリートの道

アル・パチーノ/ショーン・ペン、ルイス・ヴスマン、ヴィゴ・モーテンセン、ジョン・レグィサモ

説明

カリートノミチ/原作:エドウィン・トレス。脚本:デヴィッド・コープ。音楽:パトリック・ドイル。監督:ブライアン・デパルマ。弁護士ショーン・ペンのお陰で30年の刑を5年で済ませ、嘗て街を牛耳り麻薬の帝王として君臨したカリートが刑務所から帰って来て見たものは、以前には闇の世界にもあった仁義やルールが時の流れと共に姿を消し、今や殺伐とした雰囲気に変貌していた街の姿だった。今度帰ってきたら待っていてくれた恋人との純粋な愛に生きようと思っていた彼は、そんな街からは出ていくことを心に決めていたが、彼にはどうしても返さなければいけない1つの“借り”があった。足を洗うつもりが弁護士ショーンペンに依頼された仕事が脱獄ギャング殺害だったので追手に追われる羽目に。ラストはグランド・セントラル駅でのエスカレーターでの銃撃戦。結局乗車する直前に自分の用心棒バチャンガとベニー・ブランコが現れ、カリートは撃たれてしまう。今際のカリートはゲイルに金を託し、「お腹の子供と2人で街を出ろ」と言い残してカリートは静かに息を引き取る。東映鶴田浩二みたいな現代任侠映画。145分。1994年4月23日公開。松竹ピカデリー。【サイズ:B2】【年代:1994年】