説明
カムイノウタ/脚本・編集・監督:菅原浩志。音楽:佐橋俊彦。撮影:上野彰吾。主題歌:島田歌穂「カムイのうた」。アイヌ民族が口頭伝承してきた叙事詩ユーカラを「アイヌ神謡集」として日本語訳した実在の人物・知里幸恵の19歳で亡くなった人生を描いたドラマ。大正6年、学業優秀な北里テルはアイヌとして初めて女子職業学校に入学するが、理不尽な差別といじめに遭う。ある日、アイヌ語研究の第一人者である東京の兼田教授が、テルの叔母イヌイェマツのもとへアイヌの叙事詩ユーカラを聞きに来る。テルは教授の強い勧めでユーカラを文字にして残すことに着手し、その日本語訳の素晴らしさから、東京で本格的に活動することに。同じアイヌの青年・一三四(ひさし)や叔母に見送られ、東京へと旅立つテルだったがやがて悲劇が待っていた。2025年11月に逝去した菅原浩志監督の遺作。豊橋市のデザイン事務所エクスラージが映画の宣伝美術を担当。豊橋市と監督の菅原浩志は、豊橋市制100周年記念映画「早咲きの花」の監督・脚本を担当したことをきっかけに、2006年にふるさと大使に就任していたとの縁がりから豊橋まつりの総合プロデューサーとして活躍した。「カムイのうた」ポスターやパンフレットは、理不尽な差別に対するアイヌ民族の怒りや憤りの表現のために、赤色の印象を強く作成されたとの事で、シマフクロウのまなざしは、アイヌを見守りいじめや差別に怒りを覚えているものとされ観客に向けての問題提起の意味も込められている。2024年1月26日公開、ユナイテッドシネマ豊橋18。全国に先駆けての公開は豊橋からだった。個人的に菅原監督とは2005年「早咲きの花」撮影時からの交流があり、豊橋市からの依頼で「手筒花火プロモーションビデオ」製作を経て2025年第23回とよはしまちなかスロータウン映画祭で「カムイのうた」上映して舞台挨拶。その日の夕方に菅原監督の代表作「ぼくらの七日間戦争」上映と監督と原作者宗田理さんのご子息宗田律さんとのゲストトークで元気な姿を見せていたが、2025年11月12日すい臓がんのため70歳で逝去。生涯監督作品12本、プロデュース8本、脚本・演出にこだわりの人だった。【サイズ:B2ポスター】【年代:2024年】




