エクソシスト

リンダ・ブレア/エレン・バースディン、ジェイソン・ミラー、マックス・フォン・シドー、リー・J・コップ

説明

エクソシスト/原作・脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ。音楽:マイク・オールド・フィールド、ジャック・ニッチェ。ウィリアム・ピーター・ブラッティの同名小説を映画化した恐怖大作で一大オカルト・ブームを巻き起こした。 12才の少女リーガンに取り付いた悪魔パズズと二人の神父の戦いを描くオカルト映画。母の死に罪を感じる若い神父の葛藤を捉えたストーリーとフリードキンのリアリティを重視したドキュメンタリー・タッチの演出が与えた重厚さが物語に厚みを増す。雰囲気を盛り上げる音楽にはマイク・オールドフィールドの“チューブラー・ベルズ”を使用。第46回アカデミー賞脚色・音響賞受賞。アメリカの古生物学者メリン神父は、イラクで古代遺跡の中から悪魔パズズの偶像を発見。それは、不吉な兆候を予感させる。ワシントンで仮住まいをしている女優クリスの一家に異変が起き始めた。一人娘のリーガンが恫喝的な声色で卑猥な言動を発し、その表情も変貌していく。科学的検査では何ひとつ解明されないどころか、娘の行状が日増しにひどくなっていくことに苦しむクリスは、カラス神父に救いを求めた。悪魔が少女に取り憑いたとしか思えないカラス神父は、教会に悪魔払いを要請。数少ない経験者であるメリンが到着し、ついに壮絶な悪魔払いが始まる。ラストはカラス神父がほくそ笑むリーガンを殴りつけ、悪魔を自分の身体に乗り移らせた上で窓から飛び降り、命と引き換えに悪魔をリーガンから引き離す。無数の類似作品が製作されたが、「エクソシスト」シリーズは3本。大ヒットして配収27億5千万円は1974年興行ベストテン第1位、「燃えよドラゴン」「日本沈没」が16億4千万円で続く。洋画ではカンフー、邦画は「仁義なき戦い」などの実録ブーム。1974年10月26日~11月22日豊橋名画座、併映「黒帯ドラゴン」、10月23日~11月22日「おかしなおかしな大冒険」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1974年】