説明
インデペンデンスデイ/脚本:ディーン・デプリン、ローランド・エメリッヒ。音楽:デヴィッド・アーノルド。特撮:キャリー・オーウエン、リサ・ナッグス。監督:ローランド・エメリッヒ。地球を侵略せんとする異星人と人類の3日間の攻防を描き、世界各地で大ヒットした宇宙SFパニック超大作。ミニチュア・ワークをはじめとする伝統的な手法と最新のデジタル技術を組み合わせたSFXを駆使し、数千人のエキストラを動員したスペクタクル場面の迫力が圧巻。古典的なプロットを現代に再生したのは、「ユニバーサル・ソルジャー」「スターゲイト」の監督ローランド・エメリッヒと製作ディーン・デヴリンのコンビで、脚本も2人の共同。異星人の目的が地球侵略であることを知り、大統領はヒューストン上空の宇宙船への核攻撃を決断するが、攻撃は失敗。全滅したエドワード空軍基地跡で野営したジャスミンは、ヒラー(ウイル・スミス)も死んだものと思い悲しみに暮れるが、そこへ軍用ヘリに乗って現れた彼と感激の再会を果たす。だが、重症の大統領夫人は間もなく亡くなった。7月4日。一時は絶望的になったデイヴィッド(ジェフ・ゴールドプラム)だが、父の言葉から異星人撃退のヒントを得る。月の辺りを周回する異星人の母艦にコンピューター・ウイルスを侵入させれば、敵機のシールドが弱まり、彼らの防衛システムを約30秒間停止することができ、そのわずかな時間に攻撃を加えるというのだ。パイロット経験のある大統領やラッセルらも名乗りを挙げ、戦闘機に乗り込む。大統領は壮行演説会で「今日から7月4日はアメリカ一国だけではなく、人類全体の独立記念日だ」と宣言。ヒラーとデイヴィッドの乗った小型機は大気圏を飛び出すと、計画どおり母艦に収容された。ウイルスが放射されて敵機のシールドは消え、同時に地上軍の攻撃が開始された。無数の攻撃機の前に苦戦するが、ラッセルが死と引き換えに攻撃方法を残す。地球軍の猛反撃が開始され、宇宙船は次々と墜落・爆発する。ヒラーとデイヴィッドも脱出に成功。全世界の残存兵力も後に続き、ついには各地で勝利の凱歌が上がる。第69回アカデミー賞視覚効果賞受賞。興収66億円の大ヒットで2016年に続編「リサージェンス」が製作公開された。145分。1996年12月7日公開、広小路スカラ座、豊川コロナワールド、ワーナーマイカル豊川。【サイズ:B2 2種類】【年代:1996年】