イルカに逢える日

小松千春/洞口依子、松岡俊介、田中邦衛、南野陽子

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説明

イルカニアエルヒ/ 脚本:中岡京平。音:井上堯之。監督:和泉聖治。イルカが棲息する小笠原諸島の自然を背景に、一組のカップルの恋を描くラブ・ファンタジー。ボブ・マーレーの息子であるジュリアンがラストのコンサート・シーンで歌を披露。直子(洞口依子)は父島で開かれる環境保護のシンポジウムのスタッフであり、青い海とイルカたちに憧れていた桂(小松千春)は、この機会にとついてきたのだ。船は父島につき、彼女は地元のシンポジウムのスタッフである青年たちと知り合いになる。ジョン・ウェインにそっくりと自称する″デューク″と、「明日に向かって撃て」にちなんだサーフィン好きの″ブッチ″(松岡俊介)は彼女を見てなぜか当惑する。海岸につき、ブッチはサーフィンを始める。泳ぎたくなった桂は、ブッチに止められていたが海に入り、大波に巻き込まれ溺れかけてしまう。気を失いかけた彼女はイルカを目撃、気がついたときは海岸に戻っていた。イルカが彼女を助けてくれたのか? 一方デュークはブラジルから招いたレゲエ・バンドのコンサート会場予定地が亀の産卵地であったため、会場の設営が始まってまもなく直子が倒れてしまい、病院に運ばれる。彼女は心臓が弱く、ペースメーカーをつけていたが、器械の調子が悪くなっていた。医師(田中邦衛)は航空自衛隊を要請させ、直子は本土の病院へ送られる。クリスマス・イブの夜、コンサートは無事成功、ミュージシャンは環境保護の尊さを歌にのせて訴える。桂は、デュークの妹で、ブッチの恋人だった美奈子が数年前に海で高波にさらわれ事故死していたことを知る。美奈子は通称″サンダンス″で、桂とそっくりだったのだ。島を出発しなければならない日、桂はブッチへの愛に気づき、島に留まる決心を固める。心が通じ合った二人を、イルカたちも祝福してエンド。1994年11月5日公開だが豊橋市での上映劇場不明。【サイズ:B2】【年代:1994年】