説明
アリババトヨンジュウニンノトウゾク/脚本:エドモンド・L・ハートマン。音楽:エドワード・ウォード。監督:アーサー・ルービン。ジョン・ホール主演の有名なアラビアン・ナイトの中の一編を元にしたファンタジー・アクション。13世紀、父を殺された王子が、盗賊団の首領となって、敵のモンゴルの王と対決する。蒙古のフラグ・カーン(カート・カッチ)が大軍をもってバグダッドに攻め寄せた時、大主ハッサンはカシム大公の裏切りで殺され、一子アリは辛くも逃れて盗賊団に救われた。10年後の若き首領アリ・ババ(ジョン・ホール)に成長した彼は、ある日水浴中の美女、アマラ(マリア・モンテス)に見とれているうちに蒙古兵に捕らえられ、バグダッドに護送された。彼女は幼い日に決められたアリの許婚だったが、今はカーンとの結婚を無理強いされていた。救援の部下に助け出されたアリは、一旦連れ出したアマラを父親カシム(フランク・パリア)の元へ返したが、2人が真に愛しあっていることに気付くと彼女を奪いに城へ乗り込んだ。計画を知ったカーンは兵士を出動させ、ここに盗賊団との大乱戦が起こる。キャッチ「悪逆の蒙古王と戦うアリババと四十人の義賊!恋と剣の世紀の大作遂に公開!」。公開当時の1952年は東映がまだ誕生して1年、赤字続きで生産体制が自力であまり製作出来ない時代で、時代劇と洋画の2本立て興行だった。1952年7月3日~9日豊橋第一映画劇場、併映「はだか大名」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1952年】