説明
アゲインAGAIN/脚本・構成・監督:矢作俊彦。音楽:宇崎竜童。1984年に創立70周年を迎えた日活が製作した記念映画で「日活アクション」アンソロジー。年老いた殺し屋宍戸錠が嘗て共演したライバルたちを想いながら日活アクション映画を総括する名場面集。戦前は時代劇王国として栄えた日活は、戦後1954年に製作再開。当時は新国劇などの時代劇や文芸作品などからスタートして「信用ある日活映画」のキャッチで始まったがヒットに恵まれなかったが1956年「狂った果実」「太陽の季節」で太陽族を描いて大ヒット。以降石原裕次郎を筆頭に長門裕之や小林旭・葉山良二・二谷英明など若者むけの男性アクション路線で「時代劇の東映」と共に大いに栄える。そんな日活アクション38本を紹介する映画でエンデイングに「AGAIN」が流れる。1984年2月18日ヘラルド系で公開された。豊橋市でも1955年12月に駅前大通1丁目に「駅前日活」が開館して1963年1月まで存続した。1962年2月に広小路1丁目に「広小路日活会館」として開館、1年後の1963年に洋画専門館「スカラ座」として改称したため、日活作品は1963年3月から千歳劇場から「千歳日活」として1970年5月まで継続する。【サイズ:B2 2種類】【年代:1984年】