説明
モウヒトツノラブストーリー／脚本：アーサー・ミラー、音楽：マーク・アイシャム。監督：カレル・ライス。ニック・ノルティが私立探偵に扮して依頼人である事件の影に潜む謎の美女に心魅かれ愛ととまどいを描くミステリー・ドラマ。元刑事の私立探偵トム・オトゥール（ニック・ノルティ）は、アンジェラ・クリスピーニ（デブラ・ウィンガー）という美女の依頼をうけ、ニューイングランドのハイバリーにやってきた。一年前、町のヴィクター医師が惨殺され、彼の甥であるフェリックス（フランク・ミリタリー）が逮補。アンジェラは真犯人は町はずれの工場に住むジェリー（ウィル・パットン）という宗教狂いの男である、と言う。やがてトムは、会うたびごとに別人の表情をみせるアンジェラにのめり込む。この事件の担当検事ハガティ（フランク・コンヴァース）は、アンジェラが元売春婦であることをトムに告げる。殺されたヴィクターは、警察とグルになった麻薬密売人で、手下のジェリーが、教会の建設資金を出さないヴィクターに腹を立てて殺したのだった。事件のもみ消しのためにハガティがからんでおり、彼の愛人だったアンジェラがトムに救いを求めたのである。町ぐるみの巨大な不正に怒りを抱くトムは、ジェリーに自白を求め、友人のマードック判事（ジャック・ウォーデン）のもとに向うが、その道中ジェリーが交通事故死する。トムは唯一の証人となったアンジェラに告白を求め、判事のもとへ行き真実が明るみになり事件は解決。数日後判事のもとに出かけたトムは、彼の愛人となっているアンジェラをみる結末。１９９０年公開だが豊橋では未公開。【サイズ：B2】【年代：1990年】
