説明
ノドジマン/脚本:井筒和幸、安部照男 音楽:藤野浩一 監督:井筒和幸 室井滋主演。日曜お昼の国民的番組NHKのど自慢。その晴れの舞台を巡って繰り広げられる様々な人間模様を涙あり、笑いありで描いた人情昭和歌謡喜劇。旅回りの演歌歌手・赤城麗子と社長兼マネージャーの須貝。次の営業先は、麗子の故郷・群馬県桐生市。町には長者番組「NHKのど自慢」がやってくるとあって活気、 荒木圭介は、何をやってもうまくいかない中年男。愛妻と4人の娘、そして義母を養わなくてはならない彼は、焼鳥フランチャイズ・焼き鳥ピーコちゃんに人生の再起を賭け、目下焼鳥販売の研修中。土曜日の試験に合格すれば、ピーコちゃんの店長として明るい未来が待っている。大の目立ちたがり屋でもある圭介はのど自慢に出たくて仕方がない。のど自慢の予選会は、ピーコちゃんの試験と同じ日。圭介はピーコちゃんとのど自慢の両方に合格しようと奮闘。高橋里香は、地元の高校3年生。スナックを経営する母と姉の3人で暮らしている彼女は、自分の気持ちを素直に表現できないことに苛立ちを感じていた。その日も、不倫の末に妊娠してしまった姉が母親と口論している場面で、喧嘩を煽るような発言をして自己嫌悪。そんな彼女の夢は歌手になること。どうしてものど自慢に出場して、その足がかりを掴みたいと思っている。椎茸栽培をしている老人・耕太郎は、東京で暮らす息子夫婦に頼まれて、登校拒否児の孫・康太郎を引き取り一緒に暮らしている。だが彼の元に、息子夫婦からサンパウロ転勤の知らせが届く。漸く心を開きかけた孫との別れは淋しい。そんな孫の為に、耕太郎はのど自慢で応援歌を歌ってやりたいと願う。さて、地元なら多少はCDも売れるだろうと高をくくっていた赤城麗子こと本名・藤本鈴子は、予想が外れてしまったお陰で遂に営業資金に事欠く。頼みの綱は、床屋を営んでいる父親だたひとり。実家に戻った彼女は、常連客が捨てていったのど自慢予選会出場の葉書を拾ってしまう。「一度でいいから満員のお客さんに、私の歌を聴いてもらいたい」歌手として自信を失いかけていた彼女は、須貝に黙ってのど自慢の予選会に出かける。予選会当日里香や耕太郎、鈴子は合格。圭介も社長の葬式で出席できなくなったタクシー運転手のお陰で、繰り上げ合格。いよいよ本番の日、悲喜こもごも、出場者はいろんな想いを胸にマイクを握った–。家を出ていった姉に向けて「花」を歌った里香が合格。「鐘が鳴らなかったら歌手を辞める」と父親に宣言した鈴子も、「TOMORROW」を歌u。「また逢う日まで」を歌った圭介は、歌っている最中にピーコちゃんの合格の知らせが入って嬉しさのあまり音程を外し、鐘ふたつ。孫の為に「上を向いて歩こう」を熱唱した耕太郎老人は見事合格。1999年1月15日公開、豊川コロナワールド。【サイズ:B2ポスター】【年代:1999年】




