説明
ドウブツタカラジマ/原作:ロバート・スチーブンソン「宝島」。脚本:飯島敦、池田宏。アイデア構成・原画:宮崎駿。音楽:山本直純。監督:池田宏。東映創立20周年記念映画。東映まんがまつり1971春のメイン作品。さびれた港町。ジムの家は貧しいホテルだった。ある日猫の船員がやってきて、ジムに金貨をくれた。そして猫は、部屋に宝島の地図を残したまま一癖ありそうなブタやオオカミの船員に連れ去られて二度とジムの前に現われなかった。ジムは航海に憧れて、オンボロ船を造り、ネコの船員が残していった地図を持って、ネズミのグランと赤ん坊のバブを連れて出航した。やがてジムたちは、大ブタのシルバー船長率いる海賊船ボークソテー号に発見され、奴隷として使われることになり、船が海賊島に到着すると金貨一枚で奴隷商人に売られ、牢屋に放りこまれた。ジムはそこで、同じ境偶の故フリント船長の孫娘キャシーを知った。キャシーは、ブーツの中に宝の箱をあけるペンダントを隠し持っていた。協力を誓ったジムとキャシーは牢を抜けだし、地図をとり戻す。シルバー船長の申告で、ジムたちはボークソテー号に乗りこみ出港。シルバーは、地図を我が物にしようとしたがうまくいかず、やがて船は宝島に到着。珍らしい蝶が飛び、美しい花や果物がなっていた。最終の湖にたどり着いた。そばの洞窟の鎖をひくと、どっとモーレツな勢いで水が噴きだす。湖の水がぬけた。シルバーは水に呑まれた。湖の底からは、沈没船が現われた。船の中には、まばゆいばかりの光を放っている宝がつまっている箱があった物語。世界名作童話物語シリーズ。1971年3月20日~4月2日豊橋東映、東映まんがまつり1971春、併映「魔法のマコちゃん」「タイガーマスク黒い魔神」「キックの鬼」「のりものいろいろ」。【サイズ:B2変形ポスター&キネマ旬報広告】【年代:1971年】