説明
タツマキブギョウ/原作:陣出達朗。脚本:鈴木兵吾。音楽:高橋半。監督:マキノ雅弘。片岡千恵蔵の遠山金さんシリーズ第14作。佐渡金山から金を運ぶ「佐渡丸」が沈没するという事故が発生。しかし、これは事故ではなく事件。既に佐渡金山での採掘量が減少するという報告がされていたが、遠山金四郎(片岡千恵蔵)は採掘量減少という報告を受けて、既に人を潜入させ調査を始めていた。地元の豪商、佐渡奉行がからむ事件を手際よく解決していく。金さんの友人佐渡奉行が山村聡、その右腕が徳大寺伸、採掘現場の頭が進藤英太郎、地元豪商が月形龍之介、金さんにほれ込み、捕物を手伝う女が喜多川千鶴、佐渡金山調査に潜入したが行方不明いなった父を探す娘が佐久間良子、その娘を助ける男が東千代介、佐渡の金山のくず拾いをする男が多々良純という芸達者を並べていて従来の白洲場面は無い。友人の佐渡奉行裁きをする場面では以外にも進藤英太郎・阿部九州男といったいつも悪役が金さんの配下だったというオチが珍しい。1959年3月10日~16日豊橋第一東映、併映「特ダネ30時間深夜の挑戦」。1959年7月15日~21日銀座東映、併映「源義経」「獣の通る道」。1960年7月1日~4日豊橋南東映、併映「ゆうれい船」。【サイズ:B5 時代映画広告&映画情報&スチール】【年代:1959年】