説明
スケバンデカ ダーティ・マリー／脚本・監督：長谷部安春。音楽：奥沢散策（山本直純）。１９７１年からロマンポルノ路線を続ける日活が製作したロマンポルノ風刑事アクション。当時刑事ハードボイルド・アクションの大ヒットシリーズであるクリント・イーストフッドの「ダーティ・ハリー」をもじってのタイトル。他人の情事を望遠レンズで盗み撮りしてはそれをネタにゆすりを働く男、坂井（浜口竜哉）。ある日彼はデザイナーの女をユスったが、騒がれたため彼女を殺してしまう。ジーパン姿の変わりダネ刑事“ダーティー・マリー“（梢ひとみ）がこの事件の担当になるが、逮捕寸前で殴られて昏倒して彼女は坂井に逆に犯されてしまう。女刑事が主人公のハードボイルド・タッチのニュー・アクションで宮下順子・山科ゆり・相川圭子などロマンポルノ女優が出演しているが一般上映。ブルージーンにハジキにワッパといういでたちの女刑事スタイルは同時期に東映でも杉本美樹主演「０課の女 赤い手錠」でも登場する。１９７４年５月４日～２１日萱町日活小劇場、併映 香港カンフー「女人拳」。【サイズ：B2】【年代：１９７４年】
