さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち

富山敬/青野武、永井一郎、神谷明、ささきいさお、納谷悟郎、ナレーション:広川太一郎

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説明

サラバウチュウセンカンヤマトアイノセンシタチ/製作総指揮・企画:西崎義展。脚本:舛田利雄・藤川佳介・山本英明。音楽:宮川泰。監督:舛田利雄・松本零士・勝間田具治・石黒昇。主題歌:沢田研二「ヤマトより愛をこめて」。「宇宙戦艦ヤマト」のヒットに続いての劇場版第2作。総集編だった劇場版第1作と異なり、完全新作のオリジナルストーリー。地球と白色彗星帝国との戦いを通じ、ヤマト乗組員たちの死が描かれる。前作のヒットに続き、夏休み公開を目指して制作能力の高い東映動画が制作に参加、東映動画は以降の昭和ヤマトシリーズの劇場版と『オーディーン 光子帆船スターライト』を担当することになる。脚本と絵コンテに4か月、1978年5月に製作発表。配給を担当する東映岡田茂社長は配給収入の目標を15億円としたが、前作の2倍以上の21億円とアニメ映画史上に残る大ヒット。戦いで多くの乗組員が死んでいき、超巨大戦艦を倒す最後の手段を悟った古代はヤマト艦長として残った数少ない乗組員に総員退艦を命じたが「自分も残る」と反駁された。古代は「俺もまた生きる為に行くんだよ、これは死ではない。しかし世の中には現実の世界に生きて熱い血潮の通う幸せを創り出す者もいなければならない」と説得して乗組員を退艦させた。一人艦長として席に着きヤマトを静かに発進させるが、美しい光と共にテレサが現れヤマトの決意に手を差し伸べ、自らの反物質の身体が役に立つと語る。古代とヤマトは彼女にいざなわれるようにして超巨大戦艦に向かっていき、宇宙の彼方で爆音と共に一筋の眩い閃光となって消える。1978年8月5日~18日松竹ロキシー、8月19日~9月1日豊橋名画座、9月2日~22日松竹ロキシー。【サイズ:B2】【年代:1978年】