説明
コノセカイノカタスミニ/原作:こうの史代「この世界の片隅に」をアニメーション化。脚本・監督:片淵須直。戦時下に広島から呉の北條家に18歳で嫁いだすずが主人公で原爆投下後も逞しく生きる女性を描く。やさしい水彩画タッチの画面で日常生活を淡々と描いていて、2016年公開後1133日の超ロングラン上映はギネス物で210万人を動員して大ヒット。2019年には40分追加して「この世界のさらにいくつもの片隅に」が製作された。昭和19年、故郷の広島市江波から20キロ離れた呉に18歳で嫁いできた女性すずは、戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の毎日の食卓を作るために工夫を凝らしていた。しかし戦争が進むにつれ、日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、すずの身近なものも次々と失われていく。それでもなお、前を向いて日々の暮らしを営み続けるすずだったが……。能年玲奈から改名したのんが主人公すず役でアニメ映画の声優に初挑戦した。公開後は口コミやSNSで評判が広まり、15週連続で興行ランキングのトップ10入り。第90回キネマ旬報トップテンで「となりのトトロ」以来となるアニメーション作品での1位を獲得するなど高く評価され、第40回日本アカデミー賞でも最優秀アニメーション作品賞を受賞。国外でもフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門で審査員賞を受賞した。2018年第16回とよはしまちなかスロータウン映画祭で上映、映画祭会場で片淵監督に舞台挨拶を行って頂いた。2016年11月12日公開、ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B2ポスター】【年代:2016年】