説明
キツネトワタシノ12カゲツ/脚本・監督:リュック・ジャケ。音楽:アリス・ルイス、エクゲニー・ガルぺリン、ダヴィッド・レイエス。アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞作『皇帝ペンギン』の世界的大ヒットで、一躍有名になったリュック・ジャケ監督初の長編フィクション。モンブランを臨む山岳地帯で育ったリュック監督自身の実体験をベースに、野生のきつねと少女の触れ合いを描く。ドキュメンタリーの名手ならではの視点で、森の動物たちの姿や大自然の四季を捉える。学校からの帰り道に、森の中で美しいきつねに出会った少女リラ(ベルティーユ・ノエル=ブリュノー)。柔らかそうなとび色の毛とつぶらな瞳に魅せられた彼女は、きつねをテトゥと名づけ、心を通わせ合おうと森へ通い始める。警戒心が強く、なかなか姿を現さないテトゥだったが、次第にリラの思いに応えるようになる。しかしキツネを首輪と紐で拘束したり退路を塞ぐかたちで屋内に招じ入れるという行為によってキツネを混乱させ、リラは手痛い経験を経ることになる。そして再びキツネとの距離が離れる。この展開が意味は悪意はないとしても人間が自然に介入し何がしかのかたちでそれを“所有”しようとすることへの是非を問うもの。つまり厳しい自然保護思想に裏打ちされたストーリー展開とも言える。2009年1月10日公開、ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B5チラシ】【年代:2009年】




