説明
ガンバレ！ワカダイショウ／脚本：田波靖男。音楽：広瀬健次郎。監督：小谷承靖。加山雄三・大矢茂に続く三代目若大将に草刈正雄が扮しての新シリーズ。主題歌：草刈正雄「愛の詩をあなたに」。とんかつ屋「梅長」の一人息子・正三（草刈正雄）は、京南大学アメリカン・フットボール部。父・長太郎（フランキー堺）と妹・志津子（高橋恵子）の三人暮し。店を手使う志津子は、芸者鈴乃に惚れ込んで仕事に手がつかない長太郎に手を焼いている。部予算の少ないアメラグに比べて、青大将・英介（湯原昌幸）が率いる空手部は、社長の御曹子のおかげで豪勢な合宿。そんな両部員は、合宿所のまかない婦・はなの孫娘の鮎子（いけだももこ）と、新入部員の争奪戦で対立。アメラグ部は軽井沢で強化合宿することになったが、その合宿費百万円をせっかく鈴乃が青大将の父に寄付させたのに、マネジャーの松原（丹波義隆）が株に手を出し全額使い込む。松原に相談された正三は店の金を持ち出して何とか穴埋め。正三は喧嘩して退部させられてしまった。志津子の見合の当日、正三が壊してしまったために長太郎に勘当される。そんな正三に、デザイナーの水沢百合子（浜美枝）がモデルとして働くようにすすめた。いよいよ京南大対西北大の試合が始った。しかし、正三を欠く京南大は押され気味。鮎子を英介が騙し、ドライブに誘った。箱根に着くと、英介は鮎子に襲いかかった。そこへ、付近にいた正三が駆けつけ鮎子を救おうとしたが、英介は蛙を見て失神。鮎子から京南大の劣勢を聞いた正三は一目散に試合場へ駆けつけ大活躍して見事、逆転勝に成功するといった具合の加山雄三大学版を引き継いで続編が製作される。１９７５年７月１２日～８月１日豊橋西武東宝、併映 パニック映画「東京湾炎上」。【サイズ：Ｂ２】【年代：1975年】
