ええじゃないか

桃井かおり/泉谷しげる、草刈正雄、田中裕子、倍賞美津子、伴順三郎、三木のり平、露口茂、犬塚弘、白川和子、生田悦子、殿山泰司、小林捻持、矢吹二朗、キグレサーカス、河原崎長一郎

説明

エエジャナイカ/原作・脚本・監督:今村昌平。音楽:池辺晉一郎。桃井かおり&泉谷しげる主演の幕末もの。江戸時代末期に豊橋から発生したといわれる「ええじゃないか騒動」や百姓一揆など騒然とした世相を背景に江戸東両国界隈に生きた下層庶民のバイタリティ溢れる生活を描く群像ドラマ。豊橋発祥ということで舞台は江戸だがタイトルで地域ジャンルネタとしてイメージ。慶応二年、源次(泉谷しげる)は江戸へ六年ぶりにアメリカから帰る。上州の貧農の出の源次は横浜港沖で生糸の運搬作業中に難破し、アメリカ船に救けられアメリカへ渡る。妻のイネ(桃井かおり)は、病身の父に売られ、現在、東両国の“それふけ小屋”(ストリップ劇場)で小紫太夫と名乗って出演している。源次はイネとの六年ぶりの再会に二人は抱きあう。見せ物小屋の立ち並ぶ東両国は、芸人、スリ、乞食、ポン引きなどアブレ者の吹き溜り。源次は三次、ゴン、孫七、卯之吉、旗本くずれの古川など、したたかな連中に混ってそこに居つく。金蔵(露口茂)が一帯のボス。自由の国アメリカが頭から離れない源次は、イネを誘いアメリカ渡航を計るが、この猥雑な土地を見捨てられず彼もイネの肉体にひかれて残る。この頃、幕府と薩摩、長州連合の対立は激しく、金蔵は薩摩の伊集院などの手先となって、一揆の煽動など、天下を騒がす仕事に関わる。「ええじゃないかええじゃないか」と〈世直し〉の幟やムシロ旗を立てた群衆は次々と豪商の倉を襲う。この群衆の中に、金蔵配下の源次、ゴンたちがアジテーターとしてまぎれこんでいた。この騒ぎの中に、親兄弟を虐殺された琉球人のイトマン(草刈正雄)が仇の薩摩藩士の姿を求めて鋭い目を光らせていた。そして、「ええじゃないか」の勢いは止まるところを知らず、群集は、歩兵隊の制止も聞かず、大橋を渡ろうとした。「死んだって ええじゃないか」源次が死ぬ。数日後、復讐をとげたイトマンの舟が琉球へ戻る。舟を見送るイネ。その翌年に元号は明治となる。1981年4月18日~5月8日豊橋松竹、併映「五番町夕霧楼」。【サイズ:B2ポスター2種】【年代:1981年】