説明
イレズミムザン シンジュクソダチ/脚本:成沢昌成。音楽:鏑木創。監督:長谷和夫。主題歌:大木英夫・津山洋子「新宿そだち」。荒井千津子と松岡きっこの「いれずみ無残」シリーズ3作目で大ヒット曲「新宿そだち」をモチーフに描いたエロチックアクション。島村君枝(松岡きっこ)は国電の中で財布をスリ盗ろうとして失敗し、鯨井(川津祐介)に捕まる。鯨井にひきずられるまま大久保の旅館に行った君枝は、鯨井に身体を奪われる。そしてレズビアンバー“オーヅカ”に連れられた君枝はそこの常連である鯨井の情婦よしみ(荒井千津子)や繁子(桜井浩子)、明美(応蘭芳)、たま子(藤田憲子)を紹介された。彼女らは鯨井のボディーアートに陶酔し、とりこになっている女たちだった。よしみはいつしか鯨井に嫌悪を抱くようになり、オーヅカのバーテン子安(高橋長英)を愛するようになった。よしみは、子安を誘惑するが彼は一向に燃えなかった。子安は喫茶店清月堂社長の半田(金子信雄)にひろわれ、可愛がられてホモに。半田はよしみを彼の別荘で開いたハプニングパーティに招待した。そこへ来ていた明美は、レズビアンにふけり、半田は鯨井や子安と組んで、君枝を犯す。よしみと子安は夜の浜辺を歩いて、よしみは子安を口説くが、半田と奇妙な関係にある彼はすっきりしなかった。浜辺に一人残されたよしみは、学生風の三人組に襲われてよしみは蒸発した。二ヵ月たって帰って来たよしみの肌には、子安が好きなガーベラの花と彼の名前が彫ってあった。子安はよしみの愛を知った。ガーベラの花と白い肌は、子安を惑わせ同棲生活に入る。だが子安の働きでは、その生活も長続きしなかった。やがて鯨井がよしみを口説き、金に困ったよしみは半田と一夜を共過した。よしみの刺青は、半田を陶酔させ、子安に別れるよう強迫。子安、よしみの心中死体が発見されたのは、それから間もなくだっだ。大ヒット曲となった「新宿そだち」は1967年にミノルフォンからリリースされて160万枚のミリオンセラーとなった。大木英夫と津山洋子コンビが歌う。大木英夫は遠藤実門下として千昌夫・三船和子と同期で2010年に67歳で逝去、津山洋子は大木英夫とコンビ解消して歌手高樹一郎と結婚してコロムビアに移籍して現役として活動。1960年代後半の松竹はアイドル歌謡映画と喜劇を中心に番組構成しており、この作品のようなエロっぽい作品を時折製作していた。藤田憲子は1967年松竹デビューした女優で1970年に大関貴乃花と結婚して貴花田・若花田兄弟の母親として有名になった。1968年9月4日~14日豊橋松竹、併映「釧路の夜」。1968年12月4日~10日松竹シネマ、併映「浮世絵残酷物語」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1968年】




