緋ぼたん浪人

高田浩吉/坂東好太郎、阿部九州男、香川良介、伊沢一郎、田中春男、星十郎、明石潮、赤木春恵、汐路章、鳳八千代、千原しのぶ、花園ひろみ

説明

ヒボタンロウニン/脚本:結束信二。音楽:高橋半。監督:内出好吉。【第二東映】高田浩吉主演の明朗浪人が活躍する娯楽時代劇。主人公は元旗本の水上大六、お側用人の不正を怒っての浪人暮らし、連続殺人事件を解決するが特徴的なのは「絶望」「解散」「イカす」などの現代語を多用しているのと浪人こそ自由という第一東映なら右太衞門や大友の役どころで喜劇でもなくシリアスでもない第二東映浪人映画。 大六は直参旗本だったが、側用人堀田出羽守の悪政に反対して禄を捨て今は小唄師匠お芳の二階に居候している硬骨の風流浪人。「相手が金持ちで美人の若後家ではいかにも物欲し気」と見られて厭だと一度は断ったが、辰次の頼みに事件解明に乗り出す。堀田出羽守と御用商人の堺屋が結託して、番頭どもを殺させ和泉屋の身代を乗っ取ろうとしたのだ。襲いかかる殺し屋たちも大六手練の一刀に倒れて事件は解決。1960年11月27日〜12月2日豊橋国際、併映「浪花の恋の物語」新東宝「殴り込み女社長」。1961年5月27日〜30日南東映、併映「続親鸞」【サイズ:B2&近代映画裏表紙第二東映番組告知】【年代:1960】