説明
アバシリバンガイチ ホッカイヘン/脚本・監督:石井輝男。主題歌:テイチクレコード高倉健「網走番外地」。大ヒットシリーズ第4作は北海道舞台で「駅馬車」チックな西部劇スタイル。麻薬をめぐり今回もまた悪ボスが安部徹、鬼寅こと嵐寛寿郎アラカン復活で杉浦直樹や大原麗子が活躍する。ラストはヘリコプターまで登場する雪上アクションで石井演出すこぶる快調。すっかり正月映画の顔として鶴田の着流し物とのセットで他社を圧倒するほど任侠映画ブームを牽引する代表シリーズとなる。鬼寅の刑務所内での登場場面とラストのアクションで健さんを助ける儲け役。冒頭刑務所内の場面が長く由利徹・田中邦衛・砂塚秀夫などが笑わせて健さんの仮出所までが20分。千葉真一が弟分囚人、山本隣一が囚人、関山耕司が看守。1965年12月31日〜1966年1月12日豊橋東映、併映「関東果たし状」。1973年4月14日〜27日豊橋東映、併映「女のみち」「網走番外地望郷篇」リバイバル。【サイズ:B2 73R】【年代:1965】