新網走番外地 吹雪の大脱走

高倉 健/安藤昇、黒沢年男、星由里子、藤田進、水島道太郎、谷隼人、田中邦衛、山本麟一、今井健二、清水元、中村是好、室田日出男、由利徹、南利明、玉川良一、潮健児、河合紘司、初井言栄、

説明

シンアバシリバンガイチ フブキノダイダッソウ/脚本:大和久守正、降旗康男。殺陣:久地明。監督:降旗康男。網走番外地シリーズ第17作。昭和22年、網走刑務所の物資横流しなど監獄内をのさばる熊沢(山本隣一)グループに末広勝治こと健さんが立ち向かう1972年の正月映画。ヒロイン星由里子と3本目の共演、黒沢年男と安藤昇のゲスト出演。水島道太郎がまっすぐな新任主任看守に扮して健さんグループの味方、田中邦衛・南利明・玉川良一・黒澤年男・谷隼人・タコ八郎が囚人仲間、悪徳囚人に八名信夫・関山耕司。由利徹が刑務所コック。悪徳看守に金歯を入れた今井健二や室田日出男。キャッチコピー「こんど生まれて来る時は母はあるだろ泣きたい夢が」。谷隼人が悪徳グループにリンチで殺されて、健さん・黒沢年男グループが悪徳看守や悪徳囚人グループの悪行に耐え兼ねて暴動を起こすが安藤に止められる。その安藤は山本隣一・関山耕司達に刑務所内で殺される。暴動の責任で健さんグループは郊外の牧場に送られるが途中で山本隣一たちにダイナマイトでトラックを爆破される。同乗した黒沢年男・南利明・玉川良一は山本・今井たちにライフルで殺される。只一人生き残った健さんは重傷の水島を背負って藤田進・星由里子父娘の病院までたどり着くが死亡。そして日本刀を手に雪の荒野に馬を駆っての殴り込み。「ドスをドスを片手に殴り込み~斬った張ったのこの渡世、どうせおいらの行く先はその名も網走番外地~馬鹿を馬鹿を承知のこの稼業~赤い夕陽に背を向けて無理に笑った渡り鳥、その名も網走番外地~」と主題歌が終わると敵地に到着。ラストのアクションは外から内部へ移動して20人ぐらいを叩っ斬る。山本隣一と今井健二の悪役ぶりが快調、安藤昇が久保組親分で囚人として健さんを助ける特別出演だが途中で殺される役。1971年12月29日〜1972年1月10日豊橋東映、併映「不良番長突撃一番」。1972年5月24日〜30日松竹シネマ、併映「追いつめる」。【サイズ:B2】【年代:1971】