新 座頭市破れ!唐人剣

勝新太郎/王羽、浜木綿子、安部徹、佐々木孝丸、花沢徳衛、南原宏治、三波伸介、伊東四朗、戸塚睦夫、大前均、佐藤京一、原聖四郎、

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説明

シン ザトウイチヤブレ!トウジンケン/脚本:安田公義・山田隆之。殺陣:宮内昌平。音楽:富田勲。監督:安田公義。座頭市シリーズ第22作。香港映画の大スター王羽と組んだ合作映画で日本公開版と香港版とは結末が違うとのこと。香港の人気アクション・スターであるジミー・ウォングをゲストに招き、座頭市が初めて日本人以外と対決を果たす。直接対決のクライマックスは、勝新が勝利する日本版と、ジミーが勝つ香港版の二種類があるらしい。座頭市は旅先で瀕死の唐人から小栄という子供を預かる。トラブルから南部藩に追われる身となった王剛に小栄を引き合わせた市は、福龍寺を訪ねるという王剛の道案内をすることに。その途中で出会った与作とお米から、藤兵ヱ一家が懸賞金目当てに王剛を追っていると聞かされ、市は小栄と王剛を二人にかくまってもらう。しかし市が家を離れた隙に藤兵ヱ一家が与作の家を急襲、与作夫婦は殺され、残る三人が連れ去れてしまう展開。言葉が通じないもどかしさと言葉ではない友情に誤解が誤解を招いて望まない対決をすることになる二人。東西芸人が出演し、劇中で余興を見せてくれるのも本シリーズ後期作品における魅力のひとつであるが、本作ではてんぷくトリオが出演し、座頭市との滑稽なやりとりを楽しむことができる。映画館でリアルタイムで観賞した時は大映マークのだったが、後年CS放送だとタイトルは東宝マークで製作勝プロマークになっていた。この作品が公開された1971年に大映は倒産。1971年1月25日〜2月5日広小路豊橋大映、併映「男の世界」。1971年6月23日〜29日松竹シネマ、併映「博奕打ちいのち札」【サイズ:立て看】【年代:1971】