説明
アクミョウイチバン/原作:今東光。脚本:依田義賢。音楽:斉藤一郎。技闘:宮内昌平。監督:森一生。勝新太郎・田宮二郎コンビの任侠アクション「悪名」シリーズ第6作は1963年ゴールデン・ウィーク公開。このあたりから朝吉・清次のコンビが各地で様々な事件と関わり解決する一話完結スタイルとなり二人の掛合いが面白い。四国の港町でニセ朝吉・清次が雁之助・小雁でここでも悪名の名高い事がわかるがパチンコ店の女主人嵯峨三智子と関わり隣町のボスが勢力拡大を目指す企みを二人が阻止する。偽浅吉と承知の上で親分集の前で恥をかかせて「河内音頭」を裸で唄えと命じて本物が登場して河内音頭を唄う場面が最高に面白い。雁之助兄弟が笑わせて上手い。この映画で勝新が座敷で唄った鉄砲河内音頭は自身の得意曲となって、アカペラで何時でも唄える程に唄い込んだ思い出の曲。関西喜劇陣で芦屋雁之助・小雁・茶川一郎・白木みのる・横山アウト・曾我廼家五郎八・藤田まことが盛り上げる。ゲストは嵯峨三智子。1963年4月28日〜5月14日丸物会館、併映「夜の配当」。1963年7月31日〜8月6日銀座東映、併映「社長外遊記」。1963年3月11日〜13日豊橋大映、併映「やくざの勲章」。1964年5月24日〜26日南東映、併映「銭形平次捕物控」【サイズ:B2ポスター】【年代:1963年】